【scilab】運転スケジュールデータ(バイナリー) / UDDS (Urban Dynamometer Driving Schedule <LA4CITY>)(02-UDDS(LA4CITY).dat)
【走行モードの概要】
水素吸蔵タンクシステム開発検討用に作成した電力消費・水素需要モデルに組み込まれている走行モードについて詳細を説明する。
なお、走行モードは横軸に走行時間(秒)、縦軸に走行速度(時速, km/hour)で表記している。
また、説明文に出てくるEPA(Environmental Protection Agency)はアメリカ合衆国環境保護庁(https://www.epa.gov/)のことである。
【UDDS (Urban Dynamometer Driving Schedule (LA4CITY))】
EPA都市ダイナモ運転スケジュール(UDDS)は、一般的に “LA4”または“街路テスト”と呼ばれ、 市内の駆動条件を表している。
これは軽量車両試験のために使用される。
UN/ ECE規則53は、「タイプ1のテスト(コールドスタート後の排気ガス検証)と同等」としてEPA UDDSを引用している。
(走行時間) 1369秒
(走行距離) 12.0 km
(平均時速) 31.53 km/hour.
【scilabへの読み込み方】
① ダウンロードしたファイルをscilabのワーキングディレクトリに保存してください。
② 以下のコマンドを入力し、ファイルデータを読み込んでください。
-> load("02-UDDS(LA4CITY).dat");
③ 数値データとして、scilab内の変数として展開されます。
{x02 | 時刻データ(秒)}, {y02 | x02(秒)時点での時速(km / hour)}
【参考情報】
scilabからの出力は、以下のコマンドで行いました。
save("02-UDDS(LA4CITY).dat","x02","y02");
【想定する利用シーン】
自動車走行時の負荷を想定しつつ自動車部品を開発している部品メーカー
消費燃料の算出
自動車開発をしている研究・開発グループ