【scilab】運転スケジュールデータ(バイナリー) / FTP (Federal Test Procedure)(03-FTP.dat)
【走行モードの概要】
水素吸蔵タンクシステム開発検討用に作成した電力消費・水素需要モデルに組み込まれている走行モードについて詳細を説明する。
なお、走行モードは横軸に走行時間(秒)、縦軸に走行速度(時速, km/hour)で表記している。
また、説明文に出てくるEPA(Environmental Protection Agency)はアメリカ合衆国環境保護庁(https://www.epa.gov/)のことである。
【FTP (Federal Test Procedure)】
連邦試験手順はUDDSの走行モード終了後に、改めてUDDSの最初の505秒をくり返す運転モードである。
よくEPA75と呼ばれている。
ダイナモメータ部の試験手順はとても複雑な走行モード試験である。
(走行時間) 1874秒
(走行距離) 17.8 km
(平均時速) 34.12 km/hour (※ 最高時速 91.2 km/hour)
【scilabへの読み込み方】
① ダウンロードしたファイルをscilabのワーキングディレクトリに保存してください。
② 以下のコマンドを入力し、ファイルデータを読み込んでください。
-> load("03-FTP.dat");
③ 数値データとして、scilab内の変数として展開されます。
{x03 | 時刻データ(秒)}, {y03 | x03(秒)時点での時速(km / hour)}
【参考情報】
scilabからの出力は、以下のコマンドで行いました。
save("03-FTP.dat","x03","y03");
【想定する利用シーン】
自動車走行時の負荷を想定しつつ自動車部品を開発している部品メーカー
消費燃料の算出
自動車開発をしている研究・開発グループ