2024/07/27 18:33

以前、仕事でFC車用のデバイス開発をお手伝いしていました。
その中で取引先より、以下のことを求められました。

走行時のモータ負荷から必要となる水素ガスの供給量を求めてほしい。

そのためモータ負荷を計算するために燃費の認証試験に用いられる走行モード(運転スケジュール)のデータを集めました。
取引先様より"LA4CITY"での検討を求められたことから、結果的に世界中の運転モードを収集し、モータ負荷の計算を行いました。

当時は、matlab/simulinkを使い、消費モデルを作成しました。
simulinkには信号源として以下の時系列データを選択して出力するブロックがあるので、そのブロックを使いました。

現在は scilab/XCOSを使っていますが、simulinkの信号源にあるブロックに相当するブロックがありません。
そのため、simulink用に作成したそれぞれの運行モードを時系列データ(バイナリー)として保存し、scilabに取り込めるようにしました。

以下のような方々の利用を想定しています。

① 自動車走行時の負荷を想定しつつ自動車部品を開発している部品メーカー
② 走行時の消費燃料の算出や予測
③ 自動車開発をしている研究・開発グループ

研究・開発の調査工数を減らす目的でご利用ください。